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コンティンジェンシーセオリー

最高のリーダーシップ

 多分、学生時代、加護野先生の授業で聞いたのだと思うが、その名称が印象に残り、社会に出てからも本当にそうだなと思うことが多い。

 

 リーダー論をするとき分かり易いためか、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人を持ち出して話をすることがある。3人とも成功もしたが、失敗も数多くした。3人には生まれながらにトップリーダーになるべき資質を持っていたかもしれないが、いつもいつも成功できたわけではない。

 「100%成功する。」、「これをやれば間違いない。」というものはなく、状況に応じてとるべきリーダーシップや組織は変化する。外部的な状況や内部的の状況で、とるべきリーダーシップや組織は変化する。

 

 税理士業務も時代の変化とともに必要なリーダシップ、必要な組織は変化してきている。

 

 コンピューターがなかった時代。

 オフィスコンピューターを計算機として使っていた時代。

 パソコンが出てきた時代。

 ITが言われパソコンが1人1台になり、電子申告が導入され、主流になっていき、今年は紙で提出する場合も代表者の署名及び押印が必要なくなった。

 早晩、電子申告が義務化されるだろう。また、AIが進めばどうなるだろう。一部には、税理士も要らなくなるという話もある。

 

 外部の環境は刻々と変化し続けている。コンピューターの技術が向上するにつれて、業務は省力化され、広告に対する考え方も変わった。また、労働に関する考え方や差別やハラスメントに関する考え方も変化している。

 

 できるだけ人に迷惑をかけぬよう、あとからとぼとぼついて行こうと努力してみる。