x6(自己資本比率)={(自己資本)/(総資本)}×100
ただし、△68.5<=x6<=68.5
x6も大きいほど点数がよくなる。
この指標の心は総資本に占める負債の額を30%位にできれば、上限点数ということだ。それ以上負債を減らしても、点数には貢献しない。
自己資本は、出資金と創業以来の利益からなるので、小手先でどうのこうのできることではない。すると自己資本を減らさず総資本を減らす方法は何かないかということだ。
つまり、総資本は自己資本と他人資本(借入金など)からできているので、借入金の返済を期末だけ減らして、翌期首に再度借り入れを起こせればx6は良くなる。銀行の担当者に掛け合ってみるか~、都合よくそんなことに応じてくれるとは思えないが、条件によっては可能かもしれない。
また、特別控除と特別償却では、その指標だけに関して言えば、利益処分方式の特別償却、特別控除、経費処理※による特別償却の順番になる。
※経費処理による特別償却費を損益計算書上費用として処理することをいうことにする。
この指標もまずは現状把握が重要だ。上限に達していれば対策する必要がない。