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リース取引がお得だという営業マン

リース取引は借入と同じですよ。

 リース取引はリース手数料の分だけ現金で買いたたく場合に比べて、支払総額は増える傾向にある。

 

 リース取引が節税になるというのは、例えば現金購入の場合100万円の機械をリース取引で130万円の支払総額で買えば、30万円に対する税金、税率を25%とすると7万5千円減るという理屈だが、何のことはない、利益は22万5千円減るということだ。

 

 社長の中には税金が減ることを凄く好む人がいるが、利益が減って税金が減るのは当たり前のことだ。それなら、物をできるだけ高く買えば税金が減るというだけのことだ。

 

 税金が減ることに主目的を置くのではなく、可処分所得が増えることを目的にするべきなのだが…。