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宗教法人の売買について

宗教法人の売買って何?

 宗教法人の売買がネット上でも紹介されていますが、その定義、方法、手続、税金について綴る。

 

 定義としては、代表役員及び役員の交代のことを意味する。売り手は宗教法人の代表役員なので、代表役員を退任していただいて、またほかの役員の方も退任していただいて、新たな代表役員及び役員が就任することになる。

 

 売買の方法としては、役員たる地位を譲る対価として金銭をやり取りすることになるが、具体的には、買い手側が宗教法人に寄付し、売り手側は退職金を宗教法人から受け取ることによって、間接的に金銭のやり取りをする方法が考えられる。

 

 手続は、役員会の議事録を作って、代表役員の交代を登記し、所轄庁に届け出る。

 

 税金としては、退任される方に支払われる退職金から場合によっては、源泉徴収あるいは特別徴収される。